◆写詠歌・写和讃とは
浄土宗では宗祖法然上人や高僧が残した五七五七七の和歌にメロディを付けた「詠歌」や、浄土宗の年中行事の意味を分かりやすく理解する方法として七五調の詞にメロディを付けた「和讃」、そしてお歌の心を身体で表現する「舞」があり、それらの総称を「吉水流詠唱(よしみずりゅうえいしょう)」と呼びます。
それぞれのお歌の歌詞は大変味わい深いものであり、各お歌の歌詞を書写していただき、浄土宗の御詠歌に親しみをもっていただきたいと思いこの度「写詠歌・写和讃」を作成しました。QRコードで実際のおとなえやお歌の心の解説も添えています。詠歌・和讃合わせて約100曲ほどありますので随時更新してまいります。
「吉水流詠唱」を通じて一人でも多くの方に浄土宗のお歌の心が伝わり、「南無阿弥陀仏」のお念仏をとなえていただく新たな入口にしなりましたら幸いです。
※写詠歌・写和讃の作成にあたり、『吉水流詠歌集』『吉水流和讃集』『吉水流詠唱平成新曲合本』の各テキストを画像データとして取り込み使用すること、『吉水流詠歌集』等のCDの音声を活用すること等、事前に浄土宗宗務庁へ申請し、許可をいただいております。
◆写詠歌・写和讃の方法◆
➀ 心を落ち着かせ、合掌してお十念を称えます。
② 各QRコードを読み取り、お歌の解説やおとなえをご確認ください。
③ 心を静めて一文字ずつ丁寧に書きなぞってください。
※ 年月日を書き、願主のところへ氏名を記入ください。
※ 「為」の下には御祈願、追善供養霊名など心を込めて書き入れてください。
(あらかじめ薄い字が印字されているものは上からなぞってください。)
【記入例】
〇〇家先祖代々追善菩提/(戒名)追善菩提/世界平和/国家安穏/家運隆盛/病気平癒
心身健全/家内安全/学業成就 など
④ 浄書が終わりましたら、合掌して十遍のお念仏をお称えしましょう。
⑤ 詠歌や和讃を実際にとなえてみましょう。
※筆、筆ペン、ボールペン、鉛筆どれを使用しても構いません。
◆写詠歌・写和讃の納経を希望される方◆
① 弘願院にお持ちいただける方
500円をお納めください。
② 弘願院へ郵送の方
500円分の定額小為替、送料の94円切手を納経いただく写経に同封して郵送をお願いします。
※定額小為替とは郵便局で購入する現金化の可能な小切手のことです。
※返信用封筒は不要です。
※納経いただいた方には御朱印や、その時期にお寺からお渡しできる各種配付物等を返信いたします。
※詳細は下記の「写経・写仏のススメ」をご覧ください。