「年間600万㌧」
これが何の数字であるかご存知ですか?この数字は我が国、日本で本来食べられるのに、食べ残しや売れ残りを理由に廃棄される食品の量です。いわゆる「食品ロス」。その量は、年間600万㌧にも及び、毎日大型トラック約1,700台分、国民一人当たりで見ると毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量になると言われています。 (参考:農林水産省HP)
「おそなえ」を「おさがり」として「おすそわけ」
弘願院では各ご家庭で余っている食品(賞味期限が一か月半以上残す常温食品)を「おそなえ」として一旦お預かりし、集まった食品を「おさがり」として「おすそわけ」する活動を2020年7月から始めました。
弘願院は国連が提唱している2030年までに達成すべき目標である「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組んでいます。フードロスの問題を通じて「食」に対する感謝の気持ちや日本人が昔から大切にしている「もったいない」という精神を弘願院の活動を通じて有縁の方々に発信してまいります。
浄土宗には、「共生(ともいき)」という理念があります。今あるすべての「いのち」の繫がりを大切に、ともに助け合い、支え合うという意味です。まさに仏教の根本思想である「利他」の精神であります。
様々なメディアで弘願院の取り組みを掲載いただいております。フードロスの問題や地域の課題をお寺が発信するとともに、一つ一つの課題に取り組んでまいります。
【動画】
・オンライン法話会「週刊法話ステーション」2021/8/4 テーマ「福祉」
【各種新聞】
・朝日新聞「余った食品、お寺からフードドライブ 金沢市の弘願院」
・北陸中日新聞「助け合い数珠つなぎ コロナ禍のSD寺s 金沢弘願院」
・IMAGINE KANAZAWA2030 会員インタビュー
弘願院住職プロフィール
名前 森岡 達圭(もりおか たっけい)
出身地 山口県
本州の一番端、山口県下関市の外れの小さな田舎町のお寺に生まれました。
大学から京都へ。京都の大学でお坊さんになるための勉強をし、そのまま通っていた大学へ就職。「勤務先=道場」という少し特殊なお仕事を続けていました。
2018年に石川県金沢市へ。今は金沢市野町にある弘願院というお寺の住職をしております。
お住まいの場所によって、お寺までの距離が近い・遠いということはありましょうが、「心の距離」はいつも側にあると感じていただける、心の拠り所となるお寺を目指しております。
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